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2010〜2011年度
国際ロータリーテーマ
2010〜2011年度 国際ロータリーテーマ
 
2010〜2011年度
RI第2650地区スローガン

「ロータリーを良く学び、
変化を知り、
忘れたことを思い出そう」

奈良西ロータリークラブ ロータリーとは

 

ロータリークラブの方向性

 

ロータリーは一つの人生哲学です。人間が持っている利己的な欲求と、他人のために奉仕したい感情との対立を調和させようとするものです。
社会生活における人間の幸福は、他人への思いやりと助け合いにあるとして、次の綱領によって「奉仕の理想」を推進しています。

1. 広く知己を求めて奉仕の機会を多く持つ。
2. 各自の職業に誇りをもってその道徳的水準を高める。
3. 公私の別なく奉仕の理想を実行する。
4. 国際的にも理解と友情を広め、かつ深める。

 

ロータリーの誕生とその成長

 

1905(明治38)年2月23日の夜、シカゴ市北ディアポーン街127番地にあるユニティビルのローアの事務所に、青年弁護士ポール・P‐ハリスが異なる職業の3人の友人を誘って、第1回の会合を開いたのがロータリーの誕生です。
その時の3人は石炭商シルベスタ・シール、鉱山技師ガスタバス・E‐ローア、洋服商ハイラム・ショーレイでした。ポール・ハリスを創立者と呼び、毎年2月23日を創立記念日としています。

 

ロータリーの名称由来

 

ロータリーの名称は、各自の事務所を順番に集会を開いたことから、ふさわしい名称とされました。しかし誰が名付親かは不明であります。
後に会員数の増加と食事を共にするため、レストランで行なわれることになりました。
ロータリーの徴章もつくられました。初期の頃は馬車の車輪を形どった簡素なもので、文明と運動を象徴するものでした。この徴章はシカゴ・ロータリー.クラブの会員で彫刻家であったモンタギュー.M.ベアが1905年にデザインしたものでしたが、初期の頃は、多くのクラブがこれに少し手を加えたものを徴章として採用していました。そして、1922年にロータリアンだけが使用する統一的な徴章を正式に制定することがきまり、これに基づいて翌1923年に歯車の形をした徴章が定められたのです。これは24枚の輸歯と6本のスポークを持つ物でした。その後、この歯車に楔穴が付け加えられることになりました。
この楔穴がないと、歯車は車輪の力を伝えることができず、遊んでしまうというのがその理由です。この徴章の仕様は、アメリカ・テキサス州ダラスでひらかれた1929年大会で公式に定められました。色はロイヤルブルーと金色をつかうことがきめられました。さらに白地の中心にロータリー徴章をあしらった物をロータリーの公式旗とすることも決められたのです。 今日、ロータリアンの襟元につけられている歯車のバッジは、全世界のロータリーに共通のものであり、ロータリアンであることのあかしとして愛用されています。

 

日本のロータリー

 

わが国のロータリークラプは1920(大正9)年10月20日、当時三井銀行の重役であった米山梅吉氏が初めて東京にこれを創立し、翌10年4月1日世界で855番目のクラブとして加盟承認されました。その後、第2次世界大戦の結果、一時国際ロータリーから脱退するのやむなきに至ったこともありましたが、その間もよくロータリーの精神を堅持して会合に努め、その神髄と組織を維持しながら戦後国際ロータリーに復帰するや、ますます発展を遂げ、現在北は北梅道、南は沖縄まで、クラブ数2,310、会員数92,190人(4月末)に達し、なおすべての都、すべての町にその理想の翼を広げる努力を続けております。会員は地域内の理想にもえる堅実な実業家、専門職業人の中から定款により、1業種1人を選んだ後週1回のクラブ例会出席によって、各種職域人の交友を通じて地域社会へのより多くの奉仕の機会を得ようとはかっております。

 
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